G-COM-CのSGLIファイルをRで読んで表示してみる。

JAXAからG-COM-CのSGLIの準リアルデータがもうすぐ公表されるのでワクワクしています。
JASMES Portal TOP

で、見たら、すでに実はサンプルデータが以下に公開されていました。
JASMES | SGLI準リアル配信データ仕様

2018年11月16日 気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)搭載光学センサ「多波長光学放射計」(SGLI)の日本周辺域の準リアル観測データを、2018年12月末頃より公開を予定しております。本日サンプルデータを以下の場所で公開しました。
>>SGLI準リアル サンプルデータ


あぁ、4年生の時にEndianのエラーとかにはまりながら、リモセンセンターで、結局”Photoshopのマクロ”をつかって描画したなつかしのMODIS500m Chl aのバイナリと並べて、SGLIのサンプルがnetcdfでありますよ。ヘッダの分量が良くわからずに、微妙にずれて斜めにずれた画像になったりせずに(バイナリあるある)、こんな簡単に読めるなんて、涙がちょちょぎれますね。


Rの古いnetcdfパッケージがCRANの公式レポジトリからはずれたりして、情報が錯そうしているので、
ncdf4のパッケージを使った描画方法をここに記載しておきます。

library(ncdf4)
library(oce)
nc1 <-nc_open("C:\\保存先\\GC1SG1_201811040123S05000_L2SL_SSTDQ_1000_SST_11.nc")
print(nc1)
val <- ncvar_get(nc1,"SST")
lat <- ncvar_get(nc1,"Latitude")
lon <- ncvar_get(nc1,"Longitude")
imagep(lon, lat, val)
#auto-decimatingのwarningが出て解像度悪いですが、とりあえず表示はされました。
#高解像度で表示するには
imagep(lon, lat, val, decimate=F)
nc_close(nc1)
#参考
[https://rstudio-pubs-static.s3.amazonaws.com/40319_54b3f79c966547dda8da65bdd6a9868a.html]


#ラスターで保存
library(raster)
ras1 <- raster("C:\\保存先\\GC1SG1_201811040123S05000_L2SL_SSTDQ_1000_SST_11.nc")
plot(ras1)
writeRaster(x = ras1, filename = 'GC1SG1_201811040123S05000_L2SL_SSTDQ_1000_SST_11.tif', format = 'GTiff', overwrite = TRUE)

#参考
[https://stackoverflow.com/questions/54560155/export-netcdf-file-to-tiff]

なんだよ、関東、中部と雲だらけじゃん!ワクワクを返して(笑
牡鹿半島付近の流れや、河川が見えているのがすごいなと思いました。)

追記:12/20公開されました!!!
www.jaxa.jp