アナゴはどこで生まれてどこにかえるのか?

東京湾や瀬戸内海をはじめ各地の名物となっているアナゴ。絶滅が危惧されるウナギと比べて、こちらのほうはあまり注目されていません。うなぎのしらすに混じることもあるようですが、資源管理についても各地域での漁獲量の統計があるくらいであまり進んでいないように見えます。

2008年ごろからアナゴについてもウナギ同様に沖合の産卵場調査が行われ、どうやら沖合の海嶺における滞留域に産卵していることがわかってきました。今の所、九州パラオ海嶺の同じ地域に東アジア全体のアナゴが産卵に集まっていると考えられているようです。

未だに、親魚の回帰経路は不明であるが深海を遊泳している可能性が高そうであり、データロガーをつけるなどした研究が進められているそうです。

日本水産学会誌 Vol. 79 (2013) No. 4 p. 614 九州パラオ海嶺海域におけるマアナゴ Conger myriaster 産卵場の発見 黒木 洋明
https://www.jstage.jst.go.jp/article/suisan/79/4/79_h24-70/_article/-char/ja/

水産研究成果情報検索結果 マアナゴの産卵場所を沖ノ鳥島南方で発見
http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=4289&YEAR=2012