査読者にGAMの%Deviance explainedが50%に近いということはランダムな要因を入れた場合と変わらないのではないかという指摘をうける。それは勘違いじゃないかとおもって、しらべてみる。
計算方法
これ。
(1- Residual Deviance/Null Deviance)*100
GLMでもdeviancepercentage(x,data,test="F",digits=2)で計算できる。
デビアンス(逸脱度)とは?
Residual Deviance:説明変数を投入した時のデビアンス
Null Deviance:切片項のみのデビアンス
対数尤度の「-2倍」がデビアンスで,デビアンスに「パラメータ数に1加えたものの2倍」を加えたものがAIC。デビアンスは尤度比検定の統計量。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc042/09085.html
逸脱度(deviance)は「2 ×(帰無モデルの最大対数尤度)+ 2 ×(対立モデルの最大. 対数尤度)」と
定義されるが,正規分布(gaussian)を仮定する上の例では分散分析での「平方和」と完全に一致する。
というわけで、やはり字句通りどのくらいの逸脱度が説明されたかを意味していて、ランダムな要因を入れた場合というのはあたらないのではないかとおもうのだが。。。