論文紹介

フリー書籍:東日本大震災後の海の変化とGIS

拙著「東日本大震災後の海の変化を知る -地理情報システムの活用と地理情報科学(GIScience)-」がフリーな電子出版で公開されました。 情報通信技術で革新する生態学/田辺晶史・大西亘 編 - 種生物学会 - The Society for the Study of Species Biology当初…

海洋と生物の12月号に景観モザイク性について執筆しました。

「景観ランドスケープ」とは、景観の要素である生態系または生息域が複数入り混じる様を言う。例えば、森林、田畑という異なる生態系が入り混じる複合景観について、伝統知を生かした生物多様性の恵みの持続的な利用の意味合いも込めて「里山景観」と呼ぶ。…

境界のない形質:機能の多様性をスケール横断的に統合する

Traits Without Borders: Integrating Functional Diversity Across Scales Carlos P. Carmona , Francesco de Bello, Norman W.H. Mason, Jan Lepš 著者は カルロス P カルモナさん、フランチェスコ・デ・ベロさん、ノーマン WH メイソンさん、ヤン レプス…

世界の保全課題に関する将来展望 A horizon scan of global conservation issues for 2014

サザーランドさんらによる、世界の保全課題に関する将来展望が発表されました。 このホライゾンスキャンは、毎年TREEに発表されているもので、発表をはじめて5年目になります。2010年のものは、やまうらさんのBlogをご参照ください。http://yamaura.blog.so-…

Woody cover and hominin environments in the past 6 million years

Thure E. Cerling, Jonathan G. Wynn, Samuel A. Andanje, Michael I. Bird, David Kimutai Korir, Naomi E. Levin, William Mace, Anthony N. Macharia, Jay Quade & Christopher H. Remien Nature 476, 51 56 2011 人類の進化にサバンナ環境と森林環境の…

バルト海の底生大型動物の多様性と分布:データ目録とその分布モデリングと予測への使用

ドイツ、ライプニッツ バルト海研究所(IOW)のゴギナ氏とツエットラー氏らがJournal of Sea Research(IF=1.80 Netherlands)にベントスのインベントリーデータを用いたバルト海での分布予測を発表している。こういうちっちゃい範囲のほうが、短期間で仕事…